8月13日 広11－５中 シーボルまさかの逆転2ラン

広島市民球場
広島11－５中日
勝：宮崎(1-5)
Ｓ：
敗：中田(6-8)
本：井端5号ソロ・中村紀21号2ラン／シーボル10号2ラン

先発は、カープが牧野、中日が中田。
2度目の先発となる牧野でしたが、井端に先頭打者ホームランを打たれ、いきなり1点を失います。さらに中村紀の四球と、ウッズの2ベースなどでランナーを溜められると、和田のファーストゴロの間に1点、井上のタイムリーで1点を失い、初回3失点の立ち上がり。
牧野は2回表にも、四球で出塁させた中田を置き、中村紀に2ランを浴び5－0とされてしまいます。
5点を追う形になったカープは、2回裏に嶋、シーボルの連打で1死2,3塁とすると、石原の犠牲フライで1点を返します。
3回裏には東出、天谷が出塁すると、栗原、嶋、シーボルに連続タイムリーが出て3得点。1点差まで迫ります。
さらに5回裏には、2死から嶋がヒットで出塁すると、シーボルに逆転となる2ランホームランが飛び出し6－5と試合をひっくり返します。
この後カープは細かい継投。6回表のピンチには、岸本・梅津・シュルツを注ぎ込みながら、なんとか1点のリードを守っていきます。
ダメ押し点を取りたいカープは、8回裏に石原のヒットと前田智の四球で無死1,2塁とすると、木村の犠打を浅尾がエラー。無死満塁となります。この場面で東出がスクイズ。ホーム、1塁ともに微妙なタイミングでしたが、オールセーフとなり、1点を追加しなおも満塁。この後、赤松・栗原にタイムリーが出て計5点を追加し、試合を決めます。
最後は永川が三者凡退に打ち取り試合終了。
カープが11－5で勝ちました。

シーボルが大当たり

第1打席は2ベースでチャンスメーク、第2打席は三遊間を破るタイムリー、第3打席は逆転の2ランと、この日はシーボルが大当たり。
ここ最近は調子を上げてきていることもあり、今後もこの勢いをキープして欲しいです。

森笠が深刻

代打で出場した森笠ですが、この日もヒットは出ませんでした。
森笠は、7月5日のスタメン出場以来ヒットがありません。
7月からの打率は.067(15打数1安打1四死球)。
右の代打がやや不足気味であることからも、2軍の廣瀬や井生などと入れ替えた方がいいのではないでしょうか？

宮崎今季初勝利

4回からマウンドに上がった宮崎。
2イニングスをヒット1本に抑える好投を見せました。5回裏にシーボルが逆転2ランを打ち、今季初の勝利投手に。
起用方法としては、今回のような早い回での中継ぎという役割が合っているような気がします。

明日のプロ野球
先発予想

横浜－ヤクルト
小林／石川

広島－中日
大竹／小笠原(佐藤充)

日本ハム－オリックス
藤井／近藤

楽天－西武
青山／西口

ロッテ－ソフトバンク
小野／新垣
 

8月12日 広４－５中 横山今季初黒星

広島市民球場
広島４－５中日
勝：山本昌(8-3)
Ｓ：高橋(0-0 1S)
敗：横山(5勝1敗 3S)
本：李炳圭9号3ラン・10号ソロ／石原8号ソロ・栗原15号ソロ

先発は、カープが前田健太、中日が山本昌。
前田健は、初回から制球が定まらなく、ボール先行のピッチングとなります。
2回までは併殺などを取りながらなんとか抑えては来ましたが、3回表、先頭の山本昌、続く井端に立て続けに四球を出しランナーを溜めてしまいます。デラロサを三振に取り、1死1,2塁としますが、ここで李炳圭にライトスタンドへ3ランを打たれ3点を先制されてしまいます。前田健はこのあと、和田、中村紀に連続四球を与えたところでマウンドを降ります。変わってマウンドに上がった岸本ですが、井上にタイムリー2ベースを許し、結局この回4点を入れられてしまいます。
反撃したいカープは3回裏、石原のソロホームランで1点を返すと、代打の上村、東出の連続ヒットで1死1,2塁とします。続く小窪はピッチャーゴロ。併殺コースでしたが、山本昌の悪送球により、東出が生還。この回計2点を返し4－2とします。
さらにカープは5回裏に、代打の赤松が和田のエラーで出塁。2塁まで到達すると、東出がセーフティ気味に送って1死3塁。続く小窪はきっちりとレフトへの犠牲フライを打ち、ノーヒットで1点を返します。これで4－3と1点差。
無失点に抑える中継ぎ投手陣の踏ん張りに応えたいカープ打線は、8回裏、2死から栗原がソロホームランを打ち、ついに同点に追い付きます。
このままの勢いで勝ちを取りたいカープでしたが、9回表、横山が甘く入ったフォークを李炳圭にライトスタンドへ運ばれてしまい、勝ち越しを許してしまいます。
9回裏は中日高橋のストレートに翻弄され3人で攻撃を終了。5－4の悔しい敗戦となりました。

横山今季初黒星

9回表、同点の場面で横山が決勝ホームランを打たれてしまいました。
横山はここまで5勝5S。今季初黒星となりました。

明日のプロ野球
先発予想

巨人－阪神
内海／岩田

横浜－ヤクルト
三浦／村中

広島－中日
大竹／中田

日本ハム－オリックス
グリン／小松

楽天－西武
永井／石井一

ロッテ－ソフトバンク
清水直／ホールトン

8月7日 神３－４広 7回逆転で阪神を3タテ

京セラドーム
神３－４広
勝：岸本(2-2)
Ｓ：永川(4-1 22S)
敗：下柳(9-3)
本：小窪2号ソロ／鳥谷8号2ラン・金本18号ソロ

先発は、カープが宮崎、阪神が下柳。
先制したのはカープでした。3回表、小窪が下柳のスライダーを上手くバットに乗せ、レフトスタンドにソロホームランを放ちます。
1点をもらった宮崎ですが、初回からの不安定なピッチングは修正されません。援護を受けた直後の3回裏に、1死から平野をヒットで出塁させると、鳥谷に高めに浮いたボールをライトスタンドに持っていかれてしまいます。さらに続く金本にも同じような球をライトスタンドに運ばれこの回3失点。3－1と2点のビハインドとなってしまいます。
カープはこの後、牧野が2イニングス、岸本が1イニングを抑え打線の援護を待ちます。
すると、7回表、四球で出塁した赤松をセカンドに置き、栗原が1点差に迫るタイムリー2ベースを放ちます。さらに、嶋が四球で出塁すると、シーボルがレフトへのタイムリー2ベース。同点となります。続く石原はセンターへ大きな犠牲フライを打ち、4－3と逆転に成功します。
7回裏からは、この1点のリードを横山、永川と繋ぎきっちりと守って試合終了。4－3でカープが勝ちました。

首位・阪神を3タテ

現在3連勝中と好調のカープですが、この日も粘り強い試合での逆転勝ち。阪神3タテとともに4連勝となりました。
特に、この日は谷間の宮崎と、防御率トップの下柳が先発。この試合で勝ちを取れたことは非常に大きいのではないでしょうか。

好投の中継ぎ陣

2点ビハインドから登板した牧野と岸本。牧野は2回をヒット1本。岸本は1回をヒット1本に抑えます。両投手とも、無死からランナーを出すこともなく危なげないピッチングを見せました。
逆転してからは、横山が2回を22球で完璧に抑え、最後は永川が走者を出すものの併殺に取りました。